バッファロー'66 レビュー 青春恋愛ロードムービーとトヨタAE86

はじめに

今年のF1もメルセデス一強ですね。

また、コロナで鈴鹿での開催が飛ばされてしまったのはとても残念でした。

本来であれば10/8~10/10で開催されるはずで、日本人ドライバーの角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)は母国開催だったのにとても残念でしたね。

 

 

と、今回紹介する映画はF1の映画と思わせておいて、

メルセデスのハミルトンが着ていたTシャツの映画です。

 

バッファロー'66(1998年アメリカ)

バッファロー66

 

 

buffalo66-2021.com

 

あらすじ

刑務所を出て故郷の街バッファローに帰ろうとしていたビリー。誰も迎えに来ずひとりぼっち。挙句の果てに何も事情を知らない両親に電話をかけ、“これから婚約者を連れていく” と大見栄をきってしまう。偶然通りがかった少女レイラを拉致し恋人のフリをするよう脅し両親と無事対面。一方レイラは同行するにつれビリーの孤独な素顔を知り優しく接しようとするが、彼にはやり残した事があった—。

『バッファロー’66』オフィシャルサイト

 

 

スタッフ・キャスト

監督:ヴィンセント・ギャロ

脚本:ヴィンセント・ギャロ

         アリソン・バグノール

原案 ヴィンセント・ギャロ

 

出演:ヴィンセント・ギャロ
   クリスティーナ・リッチ

 

 

 

バッファロー'66 レビュー

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by Lewis Hamilton (@lewishamilton)

www.instagram.com

www.farfetch.com

F1のハミルトンがこの映画のTシャツを着ていたので気になって観てみたのがきっかけでした。

車に関する映画なのかなとなんの予備知識もなく視聴しましたが、内容は車の映画でなかった(笑)

ですが、クリスティーナ・リッチ演じるレイラの車がトヨタ スプリンタートレノということで左ハンドルの86が見れただけで好きになってしまった映画でした。

お気に入りの映画になるきっかけというのはそんな些細なことでもいいと思っています。

ハチゴー

画像元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A8%E3%82%BF%E3%83%BBAE86#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:85trueno_f.jpg

 

ヴィンセント・ギャロの半自伝的映画

監督・主演を務めたヴィンセント・ギャロの半自伝的な物語ということで、

女性を誘拐して恋人と嘘をつかせ両親にあわせるなんてヤバいことは現実ではしていないと思いますが、家庭環境やギャロの深層心理が反映されているのだろうと思います。

 

すぐ怒鳴り散らすわりに、小さなプライドのために些細な嘘をつくなど、とことんダメ男なビリーがとても惨めで観ていて辛くなってくるのですが、連れ添うレイラが優しくビリーを包み込んでいく流れはとても男心を擽るのではないでしょうか?

 

トイレを我慢しまくるビリーに「立ちションしてしまえばいいだろ!」と突っ込みたくなるのですが、これがビリーなのです。モーテルのベットで二人寝そべる俯瞰のシーンは感傷的でもあります。

大人になり切れない童貞丸出しのビリーがどのように成長していくのか・・・

 

少年が大人に飛躍的に成長していく過程で女性(恋人)の存在は大きいなということ感じさせる作品でした。

 

「アダムスファミリー」のウェンズデー役で一躍人気になったレイヤ役のクリスティーナ・リッチがいいムチムチ具合でとてもかわいいです。全国のぽっちゃりファン必見の映画でもあります。

 

 

私は、この映画をU-NEXTで視聴しました。

映画ラストの高揚感は青春の何物でもありませんでした。

青春ロードムービ、秋の夜長にいかがでしょうか。

 

U-NEXTの31日間無料トライアルキャンペーンで視聴することが出来ます。

今すぐU-NEXTで「バッファロー’66」を無料視聴する

 

ブルーレイはこちらから

 

 

 

映画【13の選択】 あなたはこのゲーム参加しますか?

はじめに

「人生は選択の連続である」

これはシェイクスピアの名言の一つでありますが、

 

日々の生活において我々は1日に1000個以上の決断をしているといわれます。

 

「何の服を着ていこうか」

「ランチは何を食べようか」

「なんの映画を観ようか」

 

など、些細な決断から人生を左右するような決断を迫られる場合もあります。

今回紹介する映画はそんな映画です。

 

 

13の選択 (2014年アメリカ)ホラー/スリラー

13の選択

 

 


www.youtube.com

 

あらすじ

エリオットは恋人との結婚を控えていたが、病気の弟の医療費や父親の介護費で多額の借金を抱え、さらに会社から突然クビを言い渡されてしまう。困り果てたエリオットのもとに謎の人物から電話が入り、13の課題を全て実行できれば約6億円もの賞金が得られるゲームへの参加を提案してくる。エリオットは参加を決意するが、課題は次第に想像を絶するほど過激なものになっていく。

13の選択 : 作品情報 - 映画.com

 

スタッフ・キャスト

監督:ダニエル・スタム

脚本:ダニエル・スタム
   デヴィッド・バーク

原作 :マシュー・チューキアット・サックヴィーラク

   『レベル・サーティーン』

 

 

出演:マーク・ウェバー
   デヴォン・グレイ
   トム・バウアー

   ロン・パールマン

   ルティナ・ウェスリー

   プルイット・テイラー・ビンス

   

 

 

 

13の選択 レビュー

「ゲームに勝てば大金が手に入る」こういったプロットの作品は、「賭博黙示録カイジ」や「ライアーゲーム」、最近だとNETFLIXオリジナル作品で話題の「イカゲーム」など割とメジャーだと思いますが、

この「13の選択」がそれらの作品との違いを挙げるとするならば、密室でないということです。

 

謎の人物から電話で指示が入りその指示を実行していくというもので、

「ハエを食べろ」という指示から、「パーティーで暴れろ」みたいな恥ずかしく理性を試されるものまで、どんどんと指示はエスカレートしていきます。

バイオレンスな描写も出てくるので苦手な方は気を付けたほうがいいかもです。

 

 

指示が過激になっていくので警察からマークされ、さらにスリリングに展開しさいごまで先の読めない展開が続きます。

 

 

この映画の面白い部分はこういった場面だったら自分はどう行動するだろうか?と想像しながら観れるところです。

ただ、自分だったらハエは食べないだろうな(笑)

 

周りの人間には自分がゲームに参加しているということを知られてはいけないというルールがあり、周りから白い目で見られながら指示をこなしていく気弱だった主人公が、どんどんと行動的になっていきます。

監督自身、主人公が決断力のある人間になってく過程を描きたかったということで、

我々視聴者に「死ぬ気でやってみろ!」といったエールを送っているようにも思います。

 

13の選択を無料視聴 2つのエンディング

劇場公開版とブルーレイDB版でエンディングが違うそうです。

バッドエンドとハッピーエンド二つあるそうなのですが、

自分はU-NEXTで見たバージョンは劇場公開版だったみたいです。

 

はたして、エリオットはゲームに勝つことができるのでしょうか?

結末はぜひご自身の目でご確認ください。

 

U-NEXTの31日間無料トライアルキャンペーンで視聴することが出来ます。

今すぐU-NEXTで「13の選択」を無料視聴する

 

パッケージ版はこちらからどうぞ↓

 

 

ダラス・バイヤーズ・クラブ レビュー 死を意識したことで人生を変えたカウボーイの実話

はじめに

今回ご紹介する映画は実話をもとにした映画ということで、

80年代のアメリカが舞台ではありますが、これが本当の話なら今現在行われている行為も本当に大丈夫なの?と疑ってしまうような衝撃の作品でございます。

 

ダラス・バイヤーズ・クラブ(2013年アメリカ)

ダラスバイヤーズクラブ

 

 


www.youtube.com

 

あらすじ

1985年、テキサス生まれの電気技師ロン・ウッドルーフはHIV陽性と診断され、余命30日と宣告される。米国には認可された治療薬が少ないことを知り、納得のできないロンは代替薬を求めてメキシコへ渡る。そこで米国への薬の密輸を思いついたロンは、無認可の薬やサプリメントを売る「ダラス・バイヤーズクラブ」を設立。会員たちは安い月額料金で新しい薬を手にすることができ、クラブはアングラ組織として勢いづく。しかし、そんなロンに司法の手が迫り……。

ダラス・バイヤーズクラブ : 作品情報 - 映画.com

 

スタッフ・キャスト

監督:ジャン=マルク・ヴァレ

脚本:クレイグ・ボーテン
   メリッサ・ウォーラック

 

出演:マシュー・マコノヒー
   ジェニファー・ガーナー
   ジャレッド・レト

 

 

 

ダラス・バイヤーズ・クラブ レビュー

主演は「インターステラー」のマシュー・マコノヒー。「ウルフ・オブ・ウォールストリート」のコカイン吸いながら胸を叩き変なハミングをするマーク・ハンナの役が個人的に印象に残っている俳優さんです。

この映画のために21kg減量して撮影に臨んだということで酒浸りの不健康そうな体を見事に演じきっています。

また、相棒役のトランスジェンダーを演じたジャレッド・レトはメイクも相まって「スーサイドスクワット」のジョーカーの雰囲気を醸し出していて、「あの俳優さんだ」とわかるとともにインパクト抜群の存在感を示しています。

 

二人ともこの映画で第86回アカデミー賞にてマシュー・マコノヒーは主演男優賞、ジャレッド・レト助演男優賞を受賞しています。

映画を観終えて納得の結果だと思いますし、この映画を楽しむうえで、二人の演技というのも見どころの一つだと思います。

 

「ダラス・バイヤーズ・クラブ」は事実を基した作品で、扱う内容もとてもセンシティブなものになっていますが、映画として面白いのは

未知の病「エイズ」と診断され余命30日と告げられた男が、反骨精神むき出しで生にしがみつき生き延びようとするまさしく”ロデオ・カウボーイ”話だということです。

 

映画の冒頭はロデオのシーンから始まります。

荒牛にまたがり振り落とされないようにしがみつく様は主人公の生きざまと重なります。

 

映画内でのAZT(薬)の描かれ方には実際と多少乖離しているみたいですが、

実際に自分で知識をつけ自ら判断できる力を養うことは重要なことだなと気づかされます。

これは映画の中だけの話ではなく我々の日々の生活にも大切なことだと教えてくれる作品でした。

 

U-NEXTで見放題配信中でございます。

まだ未登録の方も30日間の無料トライアルで視聴可能です。

アメリカの医療を変えようとしたカウボーイの話おススメです!

今すぐU-NEXTで「ダラス・バイヤーズ・クラブ」を無料視聴する

 

自ら調べ行動するという点では以前紹介したこの映画も必見です↓

will-oishiiseikatsu.hatenablog.com