はじめに
今年のF1もメルセデス一強ですね。
また、コロナで鈴鹿での開催が飛ばされてしまったのはとても残念でした。
本来であれば10/8~10/10で開催されるはずで、日本人ドライバーの角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)は母国開催だったのにとても残念でしたね。
と、今回紹介する映画はF1の映画と思わせておいて、
メルセデスのハミルトンが着ていたTシャツの映画です。
バッファロー'66(1998年アメリカ)
あらすじ
刑務所を出て故郷の街バッファローに帰ろうとしていたビリー。誰も迎えに来ずひとりぼっち。挙句の果てに何も事情を知らない両親に電話をかけ、“これから婚約者を連れていく” と大見栄をきってしまう。偶然通りがかった少女レイラを拉致し恋人のフリをするよう脅し両親と無事対面。一方レイラは同行するにつれビリーの孤独な素顔を知り優しく接しようとするが、彼にはやり残した事があった—。
スタッフ・キャスト
監督:ヴィンセント・ギャロ
脚本:ヴィンセント・ギャロ
アリソン・バグノール
原案 :ヴィンセント・ギャロ
バッファロー'66 レビュー
F1のハミルトンがこの映画のTシャツを着ていたので気になって観てみたのがきっかけでした。
車に関する映画なのかなとなんの予備知識もなく視聴しましたが、内容は車の映画でなかった(笑)
ですが、クリスティーナ・リッチ演じるレイラの車がトヨタ スプリンタートレノということで左ハンドルの86が見れただけで好きになってしまった映画でした。
お気に入りの映画になるきっかけというのはそんな些細なことでもいいと思っています。
ヴィンセント・ギャロの半自伝的映画
監督・主演を務めたヴィンセント・ギャロの半自伝的な物語ということで、
女性を誘拐して恋人と嘘をつかせ両親にあわせるなんてヤバいことは現実ではしていないと思いますが、家庭環境やギャロの深層心理が反映されているのだろうと思います。
すぐ怒鳴り散らすわりに、小さなプライドのために些細な嘘をつくなど、とことんダメ男なビリーがとても惨めで観ていて辛くなってくるのですが、連れ添うレイラが優しくビリーを包み込んでいく流れはとても男心を擽るのではないでしょうか?
トイレを我慢しまくるビリーに「立ちションしてしまえばいいだろ!」と突っ込みたくなるのですが、これがビリーなのです。モーテルのベットで二人寝そべる俯瞰のシーンは感傷的でもあります。
大人になり切れない童貞丸出しのビリーがどのように成長していくのか・・・
少年が大人に飛躍的に成長していく過程で女性(恋人)の存在は大きいなということ感じさせる作品でした。
「アダムスファミリー」のウェンズデー役で一躍人気になったレイヤ役のクリスティーナ・リッチがいいムチムチ具合でとてもかわいいです。全国のぽっちゃりファン必見の映画でもあります。
私は、この映画をU-NEXTで視聴しました。
映画ラストの高揚感は青春の何物でもありませんでした。
青春ロードムービ、秋の夜長にいかがでしょうか。
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