おすすめ映画「ダンガル きっと、つよくなる」考察 なぜインド映画は面白いのか?
はじめに
少し前に冬季オリンピックも終わりましたが、アスリートたちの活躍はとても感動的でした。
個人的に夏季オリンピックより冬季オリンピックの方がいいなと思うのはおそらく個人競技が多いからだと思っています。
団体競技によるチームプレーでいいのですが、一人っきりで戦うという非常にプレッシャーを感じる状況で最高のパフォーマンスを発揮する選手たちを観て、
今までどんだけ鍛錬を重ねたのだろうかとか、
表彰台常連選手であれば、どうすれば毎回勝ち続ける事への人々の期待に答え続けられるのだろうとか考えてしまうのです。
もちろん、団体競技の選手も同じように一般人には考えられないぐらいの厳しい練習やプレッシャーの中で戦っていることは間違いないのですが、個人競技の選手はどこか「孤高の存在」として輝いて見えるのです。喜びも悲しみを誰よりも受け止めている人物として。
特にスピードスケートの小平奈緒さんにはそれを感じます。
そして、今回紹介する映画は
実際のインドの女子レスリング姉妹の伝記映画になります。
主演は「きっと、うまくいく」アーミル・カーンでございます。
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