映画「アンチヴァイラル」
今回は映画アンチヴァイラルについてです。
この映画を見たほうがいい方や内容の解説記事になります。
アンチヴァイラルのあらすじ
年注射技師シドは、セレブのウイルスをマニアに注射するクリニックに勤務し、希少価値の高いウイルスを闇マーケットに横流しするという違法行為に手を染めていた。そんなある日、究極的な美貌を誇るハンナが原因不明の重病に冒されて死亡。ハンナから採取したウイルスを自らに注射していたシドも幻覚症状に襲われるようになり、やがてウイルスをめぐる巨大な陰謀に巻き込まれていく。
アンチヴァイラルのスタッフ、キャスト
監督はブランドン・クローネンバーグで父親は映画監督のデヴィッド・クローネンバーグ
主演はケイレブ・ランドリー・ジョーンズ。最近だとスリー・ビルボードの広告代理店のレッド役などがあります。
アンチヴァイラルをオススメしたい方
- ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ好きの方
→病に冒されたヨレヨレのケレイブが堪能できます。
めちゃくちゃスタイルが良いのでそんな姿もカッコいいです。
- デヴィッド・クローネンバーグ好きの方
→演出は父親譲りとなっています。
デヴィッド・クローネンバーグ作品が好きな方はぜひ
- グロ表現好きの方
→赤黒くドロドロの血の多く写ります。
なので、血が苦手な方は視聴を控えたほうがいいです。
アンチヴァイラル解説 伝えたかったこととは
監督はインタビューでこの映画について、
「セレブ崇拝主義に対するアンチテーゼ」
と言うふうに語られていました。
みなさんも好きな方はアーティストやアイドルなどが身につけているブランドや好きな食べ物、喋り方などなど真似したり真似したいなと思った経験があるとおもいます。
その行き過ぎた世界がアンチヴァイラルの世界なのです。
インスタやツイッターなどSNSでの有名人やインフルエンサーのオシャレな日常は我々一般人の憧れです。
映画冒頭シーンはクリニックの大きな看板の前から始まります。その看板に映るのはクリニックにウイルスを提供している有名女優のハンナです。
現在の世界でも多くの広告が街中にあり、有名人の顔がたくさん溢れています。
この有名人も食べているからとか、この有名人も利用しているからなどで購入したいと思ってしまいます。
それは、なんの疑問も持たずその商品やサービスがいいものだと思いこんでしまっているからです。
そういったことに対してのアンチテーゼとしてこの映画があるのだと思いました。
2012年の映画ですが今でも十分に通用するメッセージなのではないでしょうか。
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございました。
日本でリメイクするなら池松壮亮がいいのではないかなと勝手に思ってしまったのですが、皆さんはどうでしょうか?
かなり人を選ぶ作品だとは思いますが、圧倒的な世界観の中に普遍的なメッセージが込められた良作だと思います。
ぜひ気になった方はご覧ください。
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