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ブラック会社に勤めているんだが、俺はもう限界かもしれない 感想【XYZ世代別で感じ方は変わるかも】

ブラック会社に勤めているんだが、俺はもう限界かもしれない

 

今回は「ブラック会社に勤めているんだが、俺はもう限界かもしれない」です。

内容が内容なだけにかなり賛否両論ある作品だと思います。

ブラック会社は絶対にダメだということを前提に見ることをおすすめします。

 

 

 

 

こんな人にオススメです

 

・就活生

ブラック会社に勤めたことのない方

・2007年当時に2ちゃんねらーVipper)だった方

 

逆に今現在ブラック会社に勤めている方は見ないほうがいいかもしれません。

理由は感想で↓

 

あらすじ

高校中退のニート・マ男は、母の死をきっかけにプログラマーとなり、何とか小さなIT企業に就職する。しかし入社してみると、そこはサービス残業や徹夜は当たり前で、過酷な労働を社員に強いる「ブラック会社」だった。変わり者の同僚に囲まれ、徐々に成長していくマ男をコミカルに描く。

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない : 作品情報 - 映画.com

 

スタッフ・キャスト

監督:佐藤祐市

原作:黒井勇人

出演:小池徹平

   品川祐

   池田鉄洋

   田辺誠一

   マイコ

   田中圭

   中村靖日

   千葉雅子

   森本レオ

 

 

ブラック会社に勤めているんだが俺はもうダメかもしれない 感想

 

・ポジティブに捉えるかネガティブに捉えるか

この映画かなり危険な映画です。

ニートだった主人公の成長物語として捉え、嫌な上司や苦手な後輩も最後は全員一致団結してプロジェクトを成し遂げるというラストに爽快感を感じるのか

それとも、ブラック会社に洗脳され会社の奴隷となった哀れな若者の話と捉えるかで、

この映画の感じ方はかなり変わってくると思います。

 

個人的には青年の成長の物語として楽しく見ることができました。

 

・元々はVIPに建てられたスレが原作

前提に忘れてはいけないのは、この映画は2007年に2ちゃんねるVIP板に建てられたスレッドが原作ということ。

スレ主が「もう限界かもしれない」とスレを建て、その経緯を入社した時から時系列で投稿していったものを映画化したもので、ガンダム好きな井出や登場人物を三国志で例えるなども登場します。

当時のスレッドの雰囲気を言うならば、映画同様あのリーダーが手伝ってくれたりと、徐々に一致団結していく様に興奮したのです。

そんな雰囲気が見事に映画にまとめれていた事を元VIPPERとして評価したいです。

 

・なんで急に三国志とかコミカルな演出にケチつけるのはナンセンス

そもそもこの映画のノリは2ちゃんなので、そういった批評はあまり意味がないかと思います。まずは肩の力を抜いて、エンターテイメントとして楽しむのがいいのではないでしょうか?

マ男がリーダーに意見する時に、リーダーの気分を損ねないように井出が横から割り込んでごまかすというシーンはスレのまんまです。

どこまで映画化しているのか、当時のスレッドをまとめたサイトもあるのでスレを読んでから映画を見ても面白いと思います。

 

 

・XYZ世代別で感想は変わるかも

ブラック会社が理由で自殺者もでるなど社会問題として取り上げられ、働き方改革が推進される現代にこの映画を見ると確かに疑問を抱くかもしれません。

根性で頑張る姿は評価するべきことではないからです。

根性論、スポコン世代のX世代は割と普通にこの映画を受け入れられると思います。

自身もそうですが、2007年当時の雰囲気がわかるY世代も、こういう感じだったなと懐かしさもあり楽しめると思います。

ですが、デジタルネイティブ世代で起業家意識も高いといわれるZ世代の方がこの映画を見ると面白くないかもしれません。

正論ですが、なぜすぐマ男は会社を辞めないんだと思ってしまうからです。

 リモートワークなど様々な働き方があり、副業や転職がよりメジャーになった現代にはなかなか受け入れなれないのかなと思います。

多分、炎上しますよね。

 

・エンドロールの最後まで見ましょう

ですが、お気楽なブラックエンターテイメントとしてこの映画は終わりません。

エンドロールの最後におまけがあります。

ネタバレになりますが、社長(森本レオ)が求職者(庄司智治)に採用合格を告げます。

求職者が社長室を出て行ったあと、社長は鼻歌交じりで「ソルジャーゲット♪」とつぶやき終わります。

結局、会社のトップである社長が諸悪の根源だったという落ち。

 

会社のすべては社長で決まるといいます。マ男たちが頑張ってもあのままでは何も変わらず、また限界を迎えてしまうと思わざる負えないラストでした。

 

まず、ブラックさに限界だと感じたら逃げるしかないということなのかと思いました。