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映画「ファーザー」レビュー 万人にはオススメできないが観ておいたほうがいい一作

ファーザー

今回は映画「ファーザー」です。

アカデミー賞 主演男優賞、脚色賞を2部門受賞した作品になります。

認知症介護がテーマの映画で、家族との関わり方という主のテーマもありながら展開が読めないサスペンス的要素もあり楽しく鑑賞することができました。

 

ファーザー

 


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こんな方にオススメ

 

・身内に認知症の方がいる方

・アンソニーホプキンスの主演男優賞受賞の演技を観たい方

・サスペンス、スリラー作品が好きな方

 

ファーザーのあらすじ

ロンドンで独り暮らしを送る81歳のアンソニー認知症により記憶が薄れ始めていたが、娘のアンが手配した介護人を拒否してしまう。そんな折、アンソニーはアンから、新しい恋人とパリで暮らすと告げられる。しかしアンソニーの自宅には、アンと結婚して10年以上になるという見知らぬ男が現れ、ここは自分とアンの家だと主張。そしてアンソニーにはもう1人の娘ルーシーがいたはずだが、その姿はない。現実と幻想の境界が曖昧になっていく中、アンソニーはある真実にたどり着く。

ファーザー : 作品情報 - 映画.com

 

ファーザーのスタッフ・キャスト

監督:フロリアン・ゼレール(初監督作品)

脚本:クリストファー・ハンプトン

   フロリアン・ゼレール

 

出演:アンソニー・ホプキンス (アンソニー)
   オリビア・コールマン (アン)

   マーク・ゲイティス (男)
   イモージェン・プーツ (ローラ)

   ルーファス・シーウェル (ポール)
   オリビア・ウィリアムズ (女)

 

ファーザー レビュー

 

認知症ってこんなに辛いのか

この映画、認知症の家族からの目線ではなく認知症本人からの目線で語られます。

 

「時計を盗まれた」

「アンはフランスに行くんじゃなかったのか?」

 

考えていたことが次のシーンではひっくり返り

 

「時計は棚にしまっておいた」

「アンはフランスへは行かない」

 

など、観ている観客自身が「あれ?」どうなってるの?と混乱していきます。

映画途中、酔ったような感覚になりました。

 

自分では意識ははっきりしているし、自分の足で立ち生活できているだろと思っていても、継ぎはぎの記憶が不安や怒りを呼びアンに強く当たってしまったり切れやすくなっているのかと思うととても辛かったです。

 

認知症介護の正解は

介護するアンはアン自身の生活があります。しかし、自身の父を一人っきりにすることは心配でできません。

認知症が故に傷つけらるアンの辛さに共感できる方も多いのではないかと思います。

映画ラストにアンはこの介護生活に一つの答えを出します。

このラストをどう感じるかは是非劇場で。

 

・アンソニーの腕時計

劇中でアンソニーの腕時計が登場します。アンソニーがとても大切にしている物とのようですが、どういった背景があるのかは映画では語られません。

 

想像するに登場しない妻がプレゼントしてくれた腕時計なのかなと思ってみていました。そう思うと腕時計に執着する意味も納得がいきます。

ですが、なぜ腕時計が大事なものなのかは忘れてしまっているかもしれません。

 

また、現役時はエンジニアだったという事から正確で時間を守る真面目な性格だったんだろうなと想像して観ていました。

登場する小物でキャラクターを想像しながら見るのも楽しいですよ。

 

最後に

主演男優賞を受賞したアンソニーホプキンスの演技は流石でした。

また、国は違えど高齢化社会の日本でもこういった家庭は多いと思います。そういった身に置かれていなくても、いつかそういった状況になるかもしれません。

万人にオススメできる内容ではありませんが、気になる方は鑑賞をおすすめします。

 

認知症を描いたアニメ作品です。 宇多丸師匠も紹介しておりました。