突然ですが皆さん、いろいろ人に話せない秘密が一つやふたつあると思います。
ですがその秘密って親には話せないけど友達には話せるだとか、
親や友達、同僚には話せないけど顔も名前も知らない他人には話せるなど
相手によって自分の秘密をさらけ出せるかどうか違ってくると思います。
今回紹介する映画はそんな作品です。
サーチ/search -2018年アメリカー
今回ご紹介する映画は「サーチ」です。
2018年の作品で、ジャンル的にはスリラー映画となります。
突然失踪した大学生の娘を父がSNSなどの手がかりから探し出すというストーリーで、物語はほぼほぼPCの画面上で進んでいきます。
ちょっと変わった映画のように聞こえるかもしれませんが、斬新な演出でだまされたと思って一度は見てほしい作品です。
サーチ/searchのあらすじ
16歳の女子高生マーゴットが突然姿を消し、行方不明事件として捜査が開始されるが、家出なのか誘拐なのかが判明しないまま37時間が経過する。娘の無事を信じたい父親のデビッドは、マーゴットのPCにログインして、Instagram、Facebook、Twitterといった娘が登録しているSNSにアクセスを試みる。だがそこには、いつも明るくて活発だったはずの娘とは別人の、デビッドの知らないマーゴットの姿が映し出されていた。
サーチ/searchのスタッフ・キャスト
監督:アニーシュ・チャガンティ
出演:ジョン・チョウ
デブラ・メッシング
ジョセフ・リー
ミシェル・ラー
サーチ/search レビュー
ポスターやタイトルは知っていたのですがまだ未観賞だったので観てみたのですが、あまりの斬新さに衝撃を受け、こんな意欲的な作品だったとは知らず驚きました。
この映画を観たあとに誰かにおススメしたくなること間違いないと思います。
映画はカットの連続で物語が進んでいくのですがこの映画はPC画面のアプリやブラウザのポップアップによって進んでいきます。テンポよく進んでいくのと、日本でもおなじみのフェイスブックやインスタグラムなど実在するサービスがそのまま登場するので状況把握もしやすく感情移入しやすいです。
緊迫感もありPC画面だけでありながら様々な関係者が登場し、こいつが犯人かもという怪しい奴がたくさん登場します。
父は主にSNSを通じて交友関係を探り手がかりを見つけようとするのですが、ここはアメリカと日本で大きな違いがあるなと感じました。
それは実名か匿名かということで、実名でSNSをすることが当たり前なアメリカ(海外)だからこそのストーリーだなと思います。
日本だと自分を含め実名でツイッターやインスタをしている方は少ないともいます。
文化の違いを感じれるのもこの映画の楽しい部分です。
そして、興味深いのが監督のアニーシュ・チャガンティの経歴で、彼はグーグル出身ということです。
若干23歳の時にGoogleグラス(ARメガネ)で撮影した「Seeds」という短編映画が評価され、Googleからオファーを受け、CM制作などに携わっていたそうです。
そして劇場映画は本作が初めてということで何という才能を持った監督なんでしょうか。
今年6月には新作の「RUN」が公開されました。一部地域ではまだ上映中みたいですし、11月には早くもBDが発売するみたいなので要チェックですね。
サーチ/searchを視聴する
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