更新2022/4/1
はじめに
皆さん運転は好きですか?
昨今、自動運転の技術開発も進みレベル3(条件付自動化)自動運転システムを搭載する車種も登場してきています。
将来的には、完全自動化のレベル5まで行くのですが、今までSFの世界だと思っていたことがどんどん現実化されていくのはとても楽しみです。
ですが、運転好きの自分としてはどんどん乗りたい車の選択肢が狭まってきてちょっと窮屈ではあります。(車好きとしてトヨタには頑張ってほしい)
まぁ、自動運転で目的にまでの間に手放しで映画見たりできるのであればそれはそれで楽しそうなんですけどね(笑)
前置きはこのくらいにして今回紹介する映画は村上春樹原作の「ドライブ・マイ・カー」です。
ロングラン上映で今でも映画館で上映されている地域もありますが、U-NEXTでの配信が始まったので気軽に自宅でも見れるようになりました。
祝!第94回アカデミー賞国際長編映画賞受賞!
2022年3月28日に開催された第94回アカデミー賞にて国際長編映画賞を受賞しました!
カンヌ国際映画賞でも脚本賞を受賞するなど勢いの止まらないドライブマイカー!
3月27日時点での興行収入が8.8億円とのことで、日本の映画業界が盛り上がるのは非常に嬉しいですし、アカデミー賞を受賞したことで興行収入はまだまだ伸びそうですね。
これで日本中の映画館が潤っていただければ映画ファンとして何よりです。
U-NEXTで「ドライブ・マイ・カー」を視聴する方法は↓
ドライブ・マイ・カーを無料視聴する方法
U-NEXTなら無料で「ドライブ・マイ・カー」を視聴することができます。
下記のボタンから無料登録すればレンタル作品(新作映画など)や電子書籍の購入で使える600ポイントがもらえます。
このポイントを使えば無料視聴することが可能です。
30日間無料体験することができるんので、様々な映画を視聴することができるので気に入ったら契約継続し、自分に合わないなと感じれば30日以内に退会すれば問題ありません。
ドライブ・マイ・カーを視聴するうえで気を付けたいポイントが1つあります。
それはレンタル期間が二日間ということです。上映時間が3時間近くあるので、余裕をもって視聴できるタイミングを選びましょう。
インターナショナル版とは違いは?
U-NEXTなどの配信やBD版ではインターナショナル版となっていますが、劇場公開版と違いはあるのでしょうか?
調べてみると、違いはないそうです。
理由としては世界各国で公開されている映画だからとのことみたいですね。
世界を見据えたネーミングだということですね。
あらすじ
脚本家である妻の音(霧島れいか)と幸せな日々を過ごしていた舞台俳優兼演出家の家福悠介(西島秀俊)だが、妻はある秘密を残したまま突然この世から消える。2年後、悠介はある演劇祭で演出を担当することになり、愛車のサーブで広島に向かう。口数の少ない専属ドライバーの渡利みさき(三浦透子)と時間を共有するうちに悠介は、それまで目を向けようとしなかったあることに気づかされる。
キャスト
監督:濱口竜介
「ハッピーアワー」監督
「スパイの妻」脚本
原作:村上春樹
「女のいない男たち」
脚本:濱口竜介
大江崇允
出演:西島秀俊
パク・ユリム
ジン・デヨン
ソニア・ユアン
「ドライブ・マイ・カー」レビュー
179分という3時間近くある上映時間があっという間に過ぎてしまうほど引き込まれる作品でした。
あらすじにあるように主人公、家福悠介の妻である家福音がある秘密を残したままこの世を去ってしまうのですが、ここまででの話で40分あります。その40分で物語の中にどんどん引き込まれていきます。悠介と音の関係や音の秘め事など丁寧に描かれます。
アカデミー賞でも脚色賞にノミネートされるだけのことがあります。
また、タイトルにある通り車に乗っているか、車が映っているシーンが映画の大半を占めているのですが、くねくねと曲がりくねった海岸線沿いの道や緩やかなカーブ描く高速道路、信号待ちでの停止などそれぞれのシーンは、主人公の心情であったり、人生であったりを連想させます。
まっすぐな一本道はほぼなく、人生は長く曲がりくねった道のように紆余曲折ありながら続いていくのでしょう。
映画の前半は車の後ろからのショットが多いと感じました。
カメラ手前から画面奥へ車が遠ざかっていくようなカットです。
まるで物語が進んでいくように、前へ前へと突き進んでいくイメージです。
ですが、物語の転換時、過去を振り返るシーンで車は奥からカメラ側へ近づいてくるカットが増えます。
この使い分けがとても心地よく、安全運転で「ワイルドスピード」のようなアクションんがあるわけではないのですが、ずーっと画面を観ていたくなるよな不思議な魅力がありました。
まるで、みさきが運転する「サーブ900ターボ」に自分も乗っていたかのような体験でした。
日本映画として歴史的快挙になるかもしれない「ドライブ・マイ・カー」
まだ観ていない方はぜひ視聴してみてください。
サーブ900ターボってどんな車?
家福の愛車であるクラシカルなあの車はスウェーデンの自動車メーカーのサーブから販売されていた「900」のターボモデルです。
画像引用元:サーブ・900 - Wikipedia
3ドア・ハッチバックでとてもスタイリッシュでかっこいいですよね。
乗り降りは少々面倒ですが・・・
家福曰く「15年間故障なし」とのことでかなり大事に運転しているでしょう。
車内のシートもかなりきれいでした。
おそらく3ATのサンルーフ付きでHIDヘッドランプに変えているようでした。夜間も視認性抜群で運転が好きな家福らしいカスタムですね。
この車両どこから持ってきたのでしょうか?
中古市場を観ると300万近く値が付いていました。
この映画がアカデミー賞獲ったらもっと値が上がりそうですね。
ドライブ・マイ・カーを観るならウイスキーと一緒にどうぞ
劇中、バーでウイスキーをロックで嗜んでいるシーンがあります。
銘柄まではわかりませんが、アイラモルトか村上春樹作品に多く登場するカティーサークか・・・
お好みのお酒を飲みながらゆっくり映画を観るのもいいのではないでしょうか?
「好きになるか嫌いになるか」一度はお試しを
スコッチのブレンデッド・ウイスキー
映画グリーンブックでも登場したウイスキーです。
是非お手元に