皆さん映画を観てこういった経験はありませんか?
- 「あのシーンにはどういう意味があったのだろうか?」
- 「作者は何を伝えたかったのだろうか?」
- 「作品のテーマが聖書からの引用みたいだけど意味は分からない」
これらの疑問を解決してくれる映画本があります。
とりあえずこの3冊を読めば映画の見方が理解できます。
プロフィールの趣味に「映画鑑賞」と書くならぜひ押さえておきたい知識の数々を学べる本たちです。
映像表現、映画技法から映画を考察するならこの一冊
「ハリウッド白熱教室」
NHKで放映されたドリュー・キャスパー教授のハリウッド白熱教室を書籍化した一冊。
ジョージ・ルーカスやロバート・ゼメキスらを輩出した名門・南カリフォルニア大学で教壇をとる名物教授が軽快な語り口で5つのテーマに分けて映画論を解説しています。
「脚本」「ヴィジュアルデザイン」「撮影」「編集」「音響効果」と映画を構成する5つの要素を理解することでより映画を深く楽しむことができます。
対話形式で書かれているため非常に読みやすいです。
また、授業で取り上げる映画情報も詳しく掲載されているので、実際に映画を観て読み返すと実戦的に学べるので大変おススメです!
外国の文化、聖書を知ることで映画を考察するならこの一冊
「外国映画の歩き方」
日本人である私たちは外国文化のことについてどれだけ知っているでしょうか?
宗教や階級社会、歴史、生活様式など昔より国際的になったとは言え知らないことだらけではないでしょうか?
例えば、
映画「ショーシャンクの空に」の雷鳴の意味や
映画「マトリックス」の登場人物の名前の由来
など
宗教や文化を知っていればその意味が分かり映画の見方も変わってくるのです。
ハリウッド映画は聖書からの引用がものすごく多いので画や表で分かりやすく解説してくれるこの本は辞書的な役割で持っておきたい一冊です。
作者の意図を読み解くための見方を解説した1冊
「〈映画の見方〉がわかる本」
映画好きならだれでも一度は町山智浩の映画評論を読んだり聞いたことがあるのではないでしょうか?
著者の町山智浩は雑誌「映画秘宝」の創刊者の一人で、知識と裏付けされた情報からなる批評はとても為になりファンの方も多いと思います。
この本では、「2001年宇宙の旅」や「タクシードライバー」「ロッキー」など60年代70年代の映画13作品を解説しています。
上の2冊「ハリウッド白熱教室」「外国映画の歩き方」を読んだ後に映画を観てどう解釈するのかを実践的に学ぶことができます。
ハリウッド映画の歴史も同時に知ることできおススメです。
最後に
映画の見方は人それぞれで様々な感想があっていいと思いますが、監督や製作者側は必ず意図をもって映画を撮っています。
その意図を読み解くためにも知識をつけて鑑賞すればさらにその作品が面白く好きになるはずです。
是非紹介した本を読んで皆さんの映画ライフがより良くなりますように。
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