ステーキ・レボリューション(原題:STEAK (R)EVOLUTION)
今回の映画は世界中の一流ステーキを堪能できる飯テロ映画の「ステーキ・レボリューション」です。
前回のスーパー・サイズミーから続いてグルメ映画です。
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本当においしいステーキを提供するために牛肉に情熱を燃やす正解中の人々を描いた作品。
見た後にステーキが食べたくなること間違いなしの一作!
こんな方におススメ
・本当においしいステーキを知りたいかた
・世界旅行に興味のある方
・料理人を目指している方
ステーキレボリューションのあらすじ
旨い牛肉はどうやって作られるのか――その謎に迫るため、監督のフランク・リビエラはパリでいちばんの精肉店の店主イヴ=マリ・ル=ブルドネックと共に、2年間の「世界最高のステーキを見つける旅」に出た。20カ国、200を超える有名・無名のステーキハウスを食べ歩いた結果、そこに見えてきたものは……?。アメリカではかつては証券マンや作家になるようなエリート達があえて肉牛農家となるアントレプレナー・レボリューションが起こっていたり、スウェーデンでは、MBAを持つ物理博士が「和牛」を肉牛として飼育し、とてつもない高額売買を叩き出す和牛レボリューションを起こしていたり、仏コルシカ島では肉牛飼育の原点回帰と向き合う孤高の大富豪が全財産と全人生を肉の地産地消に捧げていたり…。肉のプロも驚きの、世界のお肉革命、絶賛進行中!肉の常識がひっくりかえる!ビッグ・ブーム到来、世界のお肉事情をすべて見せます!
ステーキレボリューションのスタッフ
プロデューサー・監督:フランク・リビエラ
プロデューサー・編集:ヴェラーヌ・フレディアニ
ステーキレボリューション レビュー・解説
本当においしいステーキは畜産の段階まで遡る必要がある。
畜産農家、精肉店、レストランと世界中の美しい風景と街並みとともに紹介し、世界旅行気分も味わえるステーキだけに素敵な映画でした。
牛の種類や育て方、どのような部位、脂の乗り方とステーキを食べるときに知っておきたい知識が詰まっています。
海外でもステーキといえば特別な日に食べるという印象だそうで、特別な日に特別な一皿を提供したい職人たちの情熱がとても熱く、その背景を知って食すのかどうかは大きな違いで間違いなく知っていたほうが何倍も人生が豊かになること間違いないです。
ぜひステーキや焼き肉を食べに行く前に見ておきたい一作でした。
世界一の牛肉はホセゴードンのルビア・ガジェーガ牛
映画の中でおいしいステーキ店がランキング形式で紹介され、1位はスペインのホセ・ゴードン氏のレストランでした。
取り扱う牛はルビア・ガジェーガという経産牛で14年という育成期間を要した牛で、日本では輸入できないそうです。
(月齢30ヶ月以下の牛肉しか輸入できないそうです。)
人生で一度は食べてみたいですね。
日本もランクインしています「築地さとう」
映画の中でおいしいステーキ店がランキング形式で紹介され、第三位には日本の築地さとうが紹介されていました。
お店の紹介から調理までめちゃくちゃクールにうつされていました。
そこで紹介されていたのは松坂牛でした。
口の中で溶けるという感想はフランス人も一緒でした。
赤身肉を好む海外ですが、油の乗った霜降り肉の旨味も評価していました。
さとうオリジナルブランド いにしえの牛肉
日本最高峰の但馬(たじま)の血統の仔牛を契約農家さんが長期肥育(36ヶ月以上)した牛肉とのことです。
監督にホリエモンが本当の和牛を教える
かなり牧草で育てた牛が良いと映画内では描かれており、松阪牛の取材シーンでも穀物での飼育は良くないと評価していました
が、ホリエモンこと堀江貴文氏に言わせればそれはグラスフェッド信仰で必ずそれがいい肉の条件とは限らないそうです。
フランスで行ったWAGYUMAFIAのイベントにフランク監督を招待したそうで、監督にちゃんとした和牛を食べさせたそうです。
よだれが出てしまうような飯テロ映画、残酷なと畜描写などはなくどなたでも安心してみることができますので、食の見聞を広げるためにもご視聴お勧めします。
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