はじめに
ついに10月22日、日本版「CUBE」公開されました。
ネタバレや評価を見ずに観たかったので初日に観てまいりました。
原作のビンチェンゾ・ナタリ監督もアドバイザーとして参加されているということで、原作は超えられたのでしょうか?
CUBE 一度入ったら、最後
あらすじ
突然、謎の立方体=CUBEに閉じ込められた男女6人。エンジニア、団体職員、フリーター、中学生、整備士、会社役員と、年代も職業もバラバラな彼らには何の接点もつながりもない。理由もわからないまま、ひたすら脱出を試みる彼らに、熱感知式レーザー、ワイヤースライサー、火炎噴射といった殺人的なトラップが次々と襲う。脱出するためには仕掛けられた暗号を解読しなくてはならないという極限状態の中、それぞれの人間の本性が徐々にあらわになっていく。
スタッフ・キャスト
監督:清水康彦
原案:ビンチェンゾ・ナタリ
脚本:徳尾浩司
出演:菅田将暉
杏
田代輝
山時聡真
CUBE 一度入ったら、最後 レビュー
観終わった直後の感想を言いますと、「面白かった」というのが率直な感想です。
ただ原作のようなスプラッター描写に期待はしてはいけません。
これだけの一流俳優陣だとグチャクチャになるみたいことは無かったですね。
ストーリーはほぼ原作通り進んでいくのですが、原作のオチを知ってしまっているのでどのようにリメイク版はオチをつけるのかという部分に注目して観ていたのですが、
リメイク版として良い終わり方だったんじゃないかなと個人的には思います。
今回それぞれトラウマや何かしら闇を抱えた登場人物たちが登場するのですが、なんで菅田演じる後藤が数学に長けているのかという説明があってもよかったのかなと思います。まぁ公式HPで人物紹介はされているので知ってはいましたが本当に初見だと疑問に思うかもですね。
パンフレットの人物紹介の部分に登場人物それぞれのツイッターアカウントが記載されていて、登場人物がそれぞれツイートしていたには全然気づきませんでした。去年の10月からツイートしていて、これって前から公式で発表されていたんですかね?
映画の世界観が地続きで実際の世界に通じているような気がしてゾッとしますね。
このそれぞれのツイートは22日をもって投稿されなくなるんでしょうね。
キューブに入れられてしまうから・・・
まだ公開初日なので詳しいネタバレはしたくないのでここまでにします。
賛否両論でる映画であることは間違いありませんが、個人的には108分という尺もちょうどよく楽しめた作品でした。
ただ、原作のような残酷描写は期待してはいけません。
パンフレットは買ったほうがいい?
パンフレットは850円となっています。
映画をみて面白いと思ったなら買って損はない充実の内容です。
俳優陣、監督さらにビンチェンゾ・ナタリのインタビューも掲載され
各用語の解説も詳しくなされています。
部屋のデザインにもちゃんと意味があるので気になる方は「フラクタル」を言う言葉を理解してから鑑賞するといいかもしれません。
記事を書いていて思ったのですが、108分という尺も煩悩の数みたいでこれも意図したことなのでしょうか?登場人物のツイッターといい小ネタがたくさんありそうです。
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