ピーターラビット2バーナバスの誘惑 ウサギの飼い主目線でレビュー【ネタバレ無し】
ピーターラビット2バーナバスの誘惑
今回は、ピーターラビット2バナーナバスの誘惑です。
実は、ウサギを飼っているので絶対に見逃せない一作のため劇場で観てまいりました。
前回の「ヤクザと家族」からいきなりハートフルな作品ですが、ピーターラビット2も家族がテーマで素敵な作品でした。
現在劇場公開中の作品ですのでネタバレなしで、ウサギを飼っている人から目線でレビューしたいと思います。
ちなみにホーランドロップ飼ってます。
なので、ロップイヤーのベンジャミン押しです。
ピーターラビット2バーナバスの誘惑のあらすじ
ピーターの大好きなビアが、宿敵マグレガーと結婚した。父親面をしてしかりつけてくるマグレガーに嫌気が差したピーターは、生まれ育った湖水地方を飛び出して都会にたどり着く。そこで亡き父の親友だったというバーナバスと出会ったピーターは、地下組織を率いる彼から、都会で生き延びるための盗みのスキルを教わる。バーナバスに父の面影を重ね、彼に認めてもらうべく悪事を重ねていくピーターだったが……。
ピーターラビット2バーナバスの誘惑のスタッフ・キャスト
監督:ウィル・グラック
原作:ビアトリクス・ポター
キャスト ローズ・バーン
ドーナル・グリーソン
デビッド・オイェロウォ
ジェームズ・コーデン
ピーターラビット2バーナバスの誘惑 レビュー
うさぎ好きは必ず見るべし
ウサギをこれだけ堪能できる映画が今まであったでしょうか?
自由奔放なウサギたちを存分に味わえます。
まず、ウサギたちの習性というか性格をよく表せていると思います。もちろん映画なので誇張はありますが、ウサギを飼っている方、飼っていた方であれば「あるある」と共感できると思います。
例えば、ビアのウサギの撫で方がいいですよね。
ウサギは鼻の頭を撫でられのがとても大好きです。
気持ちよさそうに撫でられるウサギたちを見れるだけでこの映画は価値があります。
ウサギを飼ったことない方や触れたことのない方はぜひ、撫でられるシーンに注目してみてみてください。
また、ウサギの歩く姿もかなりリアルです。
2足歩行もいいのですが、実際のウサギのように4足歩行する姿が可愛いのです。
歩いたり走ったりする姿をカメラが追いかけるように撮ったシーンが多いのですが、丸いおしりとしっぽを「ぼてっ」とさせながら移動する感じはたまらないですね。
甘いお菓子を食べてハイになるシーンがあるのですが、これも上機嫌なときのウサギがする行動です。
高速移動で駆け回ります。横っ飛びジャンプが見れたらもっと良かったですけどね。
嫌じゃないCGの動物たち
前作のピーターラビットから動物たちCGか更にリアルになりました。
実写の世界とCGと違和感なく観れ、前作も凄かったですが今作は更に完成度が増しています。
千葉繁さんのニワトリなんか最高です。
これを見るために吹き替えを観てもいいぐらいですよ。
最後に
ウサギを飼っている方にはぜひとも見ていただきたい映画です。飼ったことない方も観ていただきウサギの魅力を知ってもらえたらとも思います。
スーパーグラスのAlrightはピッタリの選曲でした。
自由奔放なウサギたちが活躍する傑作です。
是非劇場でご覧ください。
【映画】ヤクザと家族 レビュー 帰りを待ってくれる家族はいますか?
ヤクザと家族
今回は2021年公開の「ヤクザと家族」です。
監督は「新聞記者」の藤井道人監督で同作で日本アカデミー賞の優秀監督賞を受賞し今最も注目される映画監督です。
そして、主演は言わずと知れた日本映画界を代表する綾野剛、舘ひろし
変化していく時代の流れに取り残されるヤクザたちと、変わることのない家族という集団を描いた作品で
ヤクザ映画ということで敬遠していた方にも是非見てほしいです。
自身劇場では未視聴だったためNETFLIXで視聴しました。
こんな方におすすめ
・社会派映画が好きな方
・家族の絆について描いた作品を見た方
・ヤクザ映画が好きな方
ヤクザと家族のあらすじ
1999 年、父親を覚せい剤で失った山本賢治は、柴咲組組長・柴崎博の危機を救う。その日暮らしの生活を送り、自暴自棄になっていた山本に柴崎は手を差し伸べ、2人は父子の契りを結ぶ。2005 年、短気ながら一本気な性格の山本は、ヤクザの世界で男を上げ、さまざまな出会いと別れの中で、自分の「家族」「ファミリー」を守るためにある決断をする。2019年、14年の出所を終えた山本が直面したのは、暴対法の影響でかつての隆盛の影もなくなった柴咲組の姿だった。
ヤクザと家族のスタッフ・キャスト
監督:藤井 道人
脚本:藤井 道人
出演:綾野 剛
舘 ひろし
尾野 真千子
北村 有起哉
市原 隼人
磯村 勇斗
菅田 俊
ヤクザと家族 レビュー
ヤクザという共同体の家族と血縁で繋がった家族。本当の家族とは何かを考えさせられる映画でした。
暴対法により生きることさえ難しくなったヤクザたちの現状が切なく「半グレ」と呼ばれる犯罪組織が生まれる必然性がよくわかります。
また、親子盃血縁の儀式のシーンで流れる縦書きのスタッフクレジットが古き良きヤクザ映画の装いでこれは期待できるなと感じました。
作家で元山口組直系二次団体幹部の沖田臥竜さんが脚本、監修を努めているとのことで、リアリティがあり現実離れした話になっていないところもいいですね。
また、センチュリーやセブンスターなど小物類もいいですね。確かに山本はセブンスター吸ってそうです(笑)こういったところも細かくてキャラの肉付けがよくできてます。
何があっても帰れる場所が家族
家族とは法律上で定義することもできますが、
家族とは何があっても帰りを待ってくれる人たち、最後まで味方してくれる人たちのことだと思います。
肉親を亡くした社会になじめない不良が人として受け入れてくれるヤクザ組織は山本にとって最後まで家族として迎えられた場だったのが印象的でした。
反社は美化されるべきものではないですが、そういった境遇でヤクザにならざる負えなかった人たちが今、社会復帰しようとしても社会復帰しづらい現状というのがわかります。
3つの時代で変わるLOOK
1999年、2005年、2019年と3部構成で物語が進むのですが、年代に応じてルックが変わっていました。
1999年の不良時代はどこか懐かしいような黄色みがかったルックで、バリバリのヤクザ時代の2005年は怪しげで冷徹な緑色のルックで、最後2019年の現代は蛍光灯の明るさのように普段の日常のようなルックでした。
2時間という上映時間の中で主人公とともに時代の流れを体感できる作りでした。
鑑賞する際は、色身を気にしながら見るのも面白いですよ。
最後に
ラストシーンの翼のセリフは思わず涙してしまうほど名台詞でした。このセリフを聴くために2時間費やして観る価値のある映画だと思います。
家族とはいったい何なのか当たり前すぎてありがたみも感じにくいですが、一度自分にとって家族とは何なのか考えてみるのもいいですね。
「ヤクザと家族」のノベライズが出ています。
映画本編では描かれなかったエピソードも登場しファンは必読の一冊となっています。
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【映画】ステーキ・レボリューション 解説 おいしいステーキの選び方教えます!アンガス牛から和牛まで
ステーキ・レボリューション(原題:STEAK (R)EVOLUTION)
今回の映画は世界中の一流ステーキを堪能できる飯テロ映画の「ステーキ・レボリューション」です。
前回のスーパー・サイズミーから続いてグルメ映画です。
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本当においしいステーキを提供するために牛肉に情熱を燃やす正解中の人々を描いた作品。
見た後にステーキが食べたくなること間違いなしの一作!
こんな方におススメ
・本当においしいステーキを知りたいかた
・世界旅行に興味のある方
・料理人を目指している方
ステーキレボリューションのあらすじ
旨い牛肉はどうやって作られるのか――その謎に迫るため、監督のフランク・リビエラはパリでいちばんの精肉店の店主イヴ=マリ・ル=ブルドネックと共に、2年間の「世界最高のステーキを見つける旅」に出た。20カ国、200を超える有名・無名のステーキハウスを食べ歩いた結果、そこに見えてきたものは……?。アメリカではかつては証券マンや作家になるようなエリート達があえて肉牛農家となるアントレプレナー・レボリューションが起こっていたり、スウェーデンでは、MBAを持つ物理博士が「和牛」を肉牛として飼育し、とてつもない高額売買を叩き出す和牛レボリューションを起こしていたり、仏コルシカ島では肉牛飼育の原点回帰と向き合う孤高の大富豪が全財産と全人生を肉の地産地消に捧げていたり…。肉のプロも驚きの、世界のお肉革命、絶賛進行中!肉の常識がひっくりかえる!ビッグ・ブーム到来、世界のお肉事情をすべて見せます!
ステーキレボリューションのスタッフ
プロデューサー・監督:フランク・リビエラ
プロデューサー・編集:ヴェラーヌ・フレディアニ
ステーキレボリューション レビュー・解説
本当においしいステーキは畜産の段階まで遡る必要がある。
畜産農家、精肉店、レストランと世界中の美しい風景と街並みとともに紹介し、世界旅行気分も味わえるステーキだけに素敵な映画でした。
牛の種類や育て方、どのような部位、脂の乗り方とステーキを食べるときに知っておきたい知識が詰まっています。
海外でもステーキといえば特別な日に食べるという印象だそうで、特別な日に特別な一皿を提供したい職人たちの情熱がとても熱く、その背景を知って食すのかどうかは大きな違いで間違いなく知っていたほうが何倍も人生が豊かになること間違いないです。
ぜひステーキや焼き肉を食べに行く前に見ておきたい一作でした。
世界一の牛肉はホセゴードンのルビア・ガジェーガ牛
映画の中でおいしいステーキ店がランキング形式で紹介され、1位はスペインのホセ・ゴードン氏のレストランでした。
取り扱う牛はルビア・ガジェーガという経産牛で14年という育成期間を要した牛で、日本では輸入できないそうです。
(月齢30ヶ月以下の牛肉しか輸入できないそうです。)
人生で一度は食べてみたいですね。
日本もランクインしています「築地さとう」
映画の中でおいしいステーキ店がランキング形式で紹介され、第三位には日本の築地さとうが紹介されていました。
お店の紹介から調理までめちゃくちゃクールにうつされていました。
そこで紹介されていたのは松坂牛でした。
口の中で溶けるという感想はフランス人も一緒でした。
赤身肉を好む海外ですが、油の乗った霜降り肉の旨味も評価していました。
さとうオリジナルブランド いにしえの牛肉
日本最高峰の但馬(たじま)の血統の仔牛を契約農家さんが長期肥育(36ヶ月以上)した牛肉とのことです。
監督にホリエモンが本当の和牛を教える
かなり牧草で育てた牛が良いと映画内では描かれており、松阪牛の取材シーンでも穀物での飼育は良くないと評価していました
が、ホリエモンこと堀江貴文氏に言わせればそれはグラスフェッド信仰で必ずそれがいい肉の条件とは限らないそうです。
フランスで行ったWAGYUMAFIAのイベントにフランク監督を招待したそうで、監督にちゃんとした和牛を食べさせたそうです。
よだれが出てしまうような飯テロ映画、残酷なと畜描写などはなくどなたでも安心してみることができますので、食の見聞を広げるためにもご視聴お勧めします。
プライムビデオで無料配信しているので下のリンクからどうぞ
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