【映画】奇跡のリンゴ レビュー解説考察 成功は宇宙人のおかげ?【都市伝説】
今回紹介する映画は2013年公開の「奇跡のリンゴ」です。
絶対に不可能と言われたリンゴの無農薬栽培を実現させた一人の男の事実の物語です。
主人公でモデルとなった木村秋則さんの奇妙な体験談に知的好奇心を擽られ、その流れで鑑賞しました。
木村さんの奇妙な体験談は記事最後に記述
奇跡のリンゴ
2013年製作/129分/G/日本
配給:東宝
あらすじ
不可能と言われたりんごの無農薬栽培に取り組み続けた木村秋則さんの実話を映画化したドラマ。日本最大のりんご畑が広がる青森県中津軽郡で生まれ育った秋則は、りんご農家の娘・美栄子とお見合い結婚して婿入りし、りんご作りに携わるようになる。しかし、りんごの生産に不可欠な農薬が美栄子の体を蝕んでいることがわかり、秋則は、絶対不可能と言われていた「りんごの無農薬栽培」に挑む。私財を投げ打ち、10年にわたり挑戦を続けるが、無農薬のりんごが実ることはなかった。周囲からは白い目で見られ、家族は貧困に打ちひしがれるが、そんなある時、荒れ果てた山の中で果実を実らせた1本の樹を見つける。
スタッフ・キャスト
監督:中村義洋
エグゼクティブプロデューサー:山内章弘
プロデューサー:臼井央
原作:石川拓治
脚本:吉田智子
出演:阿部サダヲ
渡邉空美
小泉颯野
奇跡のリンゴ レビュー
木村秋則さんの奇妙な体験談に興味が湧きその流れで映画も視聴しました。
監督は伊坂幸太郎原作の「アヒルと鴨のコインロッカー」、「ゴールデンスランバー」海堂尊の「チーム・バチスタの栄光」など小説原作の映画化が得意な監督でございます。
主演は「死刑にいたる病」の阿部サダヲ、主人公の妻役に菅野美穂と二人とも津軽弁で夫婦役を演じきっていました。
もしこの話がフィクションなら「都合のいい泣ける話だよね」で終わってしまところを、
脚色はあれどほぼ事実だからこそ映画としてとても面白くなっています。
真実は小説より奇なりではないですが、日本人がこんな偉業を成し遂げたという事実を知っておくためにも観ておいて損はない一作となっています。
映画では無農薬リンゴが完成するまでの道程が描かれるのですが、ものすごい数の失敗と月日を重ねて観ているこっちでさえもう無理なんじゃないかと思ってしまうほどでした。
ボロボロになりながらも夢をあきらめなかった主人公の姿に心打たれるんですよね。
また僕の好きな俳優、山崎努がいいんですよね。「マルサの女」を観てからのファンなのですが、あの口数は少ないがちゃんと婿のこと支えてくれている姿が山崎努にしか演じられないんじゃないかというほどです。
日本人特有の感性
この映画を観て一番感じたことは、日本人特有の感性についてです。
映画内で木村さんはリンゴの木一本一本に名前を付け話しかける描写があります。
リンゴの木を我が子に見立てて大事に大事に手入れする素晴らしいシーンでした。
そしてこの感覚こそが日本人特有だと思うのです。
日本人の信仰としてすべて物に神が宿るという考え方があります。八百万神というやつですね。
ご飯粒の中にも神さまがいるから粗末にしてはいけないし一粒残らず食べないといけないって子供のころから教えられてきました。
そんな日本人特有の信仰心というか宗教観がとても重要で大切だなともうのです。
木村さんの不思議な体験談
木村秋則さんはとても不思議な体験をしており、
UFOにアブダクションされたことがあるそうです。
連れていかれたUFOの中には白人の女性とG.I.のような軍人もいて、宇宙人からは宇宙の技術やUFOの操縦室などの説明を聞いたのち解放されたそうです。
そして興味深いのがここから
そののち妻とUFOを特集したテレビ番組を観ていた木村さんは驚愕します。
UFOに連れ去らわれた時に一緒に乗っていた白人の女性がインタビューを受けていたそうです。自分の体験とほぼ同一のことを語っており、あの経験は幻ではなかったと確信したそうです。
オカルト雑誌ムーの編集長三上さんの話によると、さらに後日談がありその白人の女性をとある大手商社が見つけ出してインタビューしたそうです。
UFOにアブダクションされた時の状況を語りだし、UFOの中には自分のほかにアメリカの軍人のような人物と歯の抜けたアジア人が乗っていたと言ったそうです。
まさしく木村さんじゃないですか!!
都市伝説好きにはたまらないエピソードです。
しかし、ここまでなら笑い話にもなるのですが、実はUFOの中で木村さんは奇妙なものを見つけてしまいます。
それはある年までしかないカレンダーだそうで、人類滅亡までのカレンダーだそうです。
そのタイムリミットまで意外と短く、気になる方は調べてみてはいかがでしょうか?
考察~これから空を題材にした作品が増えていく?~
リンゴの話から宇宙人の話に飛躍してしまいましたが、これからは宇宙の時代と言われており、より身近に感じさせるために空や宇宙を題材にした作品が多く登場してくるでしょう。
今年公開された空を題材にした作品といえば「トップガンマーヴェリック」です。
そして10月からのNHK連続テレビ小説「舞い上がれ」もパイロットを目指す若者の話です。
12月には宇宙を舞台にした「アバター」の新作が公開されます。
大ヒットした「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」の新作が来年5月に発売されますが、舞台は空となるそうです。
これから刷り込みのように空や宇宙を題材にした作品が増えていくでしょう。
こういった目線で作品に注目するのも面白いかもしれませんね。
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