【少しネタバレ】シン・エヴァンゲリオン感想【旧劇で止まっている人にぜひ観てほしい】
シン・エヴァンゲリオン観てきました
ファンが待ちに待ったシン・エヴァンゲリオン観てきました。
3月8日初日21時のレイトショーでした。
仕事で次の休みの日に観に行こうと思っていたのですが、
やはり最後のエヴァとなると「初日に行かないでどうする!」と
長年エヴァを追い続けたファンとしての義務として初日に行ってまいりました。
エヴァとの出会い
シン・エヴァの感想を語るうえで自身のエヴァとの出会いを簡単に説明したいです。
「さらばすべてのエヴァンゲリオン」とキャッチコピーにもある通り、すべてのエヴァを終わらせる物語なのです。
すなわち、この映画の評価はその人のエヴァとの歴史がおおきく影響してくると思います。
エヴァと出会ったのは中学3年の時で2005年ごろです。
友達にエヴァって知ってる?と紹介されたのが始まりで
とにかく謎なアニメだというもので気になってしょうがなく、ツタヤで全巻借りて一気観しました。
もちろんレンタル100円のときに(笑)
とにかくカッコイイヴィジュアルと今までのアニメで見たことがない演出がとにかく衝撃ですぐにファンになってしまいました。
その後、シト新生、THE END OF EVANGELION Air まごころを君をすぐに観ました。
2ちゃんねるのエヴァ板なんかも見てましたし、用語解説みたいなムック本も買い紹介してくれた友達よりファンになっていました
そして、新劇場版の制作が発表され
リアルタイムでエヴァの新作を追えることに興奮しました。
新劇場版が発表される前にTVシリーズと旧劇場版を観れたのは今となっては本当に良かったと思います。
リアルタイムで見ていた世代と同じスタートラインで新劇を見れたのですから。
シン·エヴァンゲリオンの感想
感想はただ単純に最高でした。
そして、自分の青春が一段落ついたような、
卒業とよく評されますが、まさしくそれです。
そして、スクリーンで終劇の二文字が見れたのはとても感慨深かった。
今回のシン・エヴァは正直、考察する意味がないほど本当に終わった感がありました。
もちろん考察のしがいがある新たな新ワードがいくつも登場していました。
しかし、理解できないまま終わるのではなくすべてある程度劇中で説明があるのでストーリーとしてすんなり理解ができとても気持ちのいい終わり方だったのでわないかと思います。
中学3年の時にエヴァを観てある程度物語としての理解はでき、自分としてもTV版の終わり方と旧劇の終わり方はとても好きだったので、一度完結している物語がどのように幕を閉じるか気になっていましたが、シンエヴァの終わり方は清々しいほど終劇でした。
エヴァヲタも年をとりました 子から見た親のストーリーから、親から見た子へのストーリーへ
今回のシンエヴァではゲンドウにここまで感情移入するとは思いませんでした。
子供の頃にはシンジ達に感情移入していましたが、さすがにエヴァヲタ達も年をとりました。
そして、今回ゲンドウの心情を語るシーンは皆さんも胸にくるものがあったのでわないでしょうか?
ゲンドウの計画は人類にとっては迷惑な話ですが(笑)
野暮かもしれませんが、シンジが母と父の気持ちを理解しそれをセリフで説明するシーンがありますが、今までの庵野監督ならそんな演出しなかったはずですがこのセリフをシンジから聞けたことが何よりうれしかったです。
最後に
観終わったあと映画館をでた先に見えた再開発によるビルの解体の光景がとても印象的でした。
エヴァでは破壊と再生が描かれていますが、現実の世界でも破壊と再生が繰り返され新しいモノが創造されています。
子供の頃からあった思い出深い商業ビルの解体風景を見ながら少し寂しい感情が湧きましたが、これも生まれ変わるための一歩なんですね。
そして、その二日後に二度目を観に行きました
全然卒業できていない(笑)