映画 グランド・ジャーニー レビュー 実話を基にした感動作
グランド・ジャーニー
今回の映画は グランド・ジャーニーです。
気象学者であり、鳥類愛好家であるクリスチャン・ムレクが20年ほど前に初めてカオジロガンと共に渡りに取り組んだ実話に基づく映画。
誰も成し遂げたことのない偉業をドキュメンタリーとして描くのではなく、親子の物語を軸にフィクションを交えドラマチックに描いた作品です。
美しい自然と鳥たちとの飛行シーンは素晴らし映画体験をもたらしてくれました。
こんな方にオススメです
・北欧の雄大な自然を楽しみたい方
・冒険映画が好きな方
・子供の成長ストーリーを楽しみたい方
グランドジャーニーのあらすじ
クリスチャンは一風変わった気象学者で、フランス・カマルグで雁の研究をしている。超軽量飛行機を使い、渡り鳥に安全な飛行ルートを教えるという、誰もが無茶だと呆れるプロジェクトに夢中だ。そんな変わり者の父親と大自然の中で過ごすバカンスなど、オンラインゲームに夢中な思春期の息子・トマにとっては悪夢でしかない。湿地に囲まれたWi-Fiもつながらない田舎で暇を持て余したトマは、ある出来事をきっかけにその無謀なプロジェクトに協力することに。こうして父子と渡り鳥たちの驚くべき冒険がはじまった―
グランドジャーニーのスタッフ・キャスト
監督: ニコラ・ヴァニエ
脚本:クリスチャン・ムレク(主人公のモデル)
出演:ジャン=ポール・ルーヴ クリスチャン役
メラニー・ドゥーテ パオラ役
ルイ・バスケス トマ役
グランドジャーニー レビュー
予告編を見て気になっていたので視聴したのですが、視聴してよかったと心から思える良作でした。
DVDの新作情報は飛ばさずに見たほうがいいですね
・親子の絆と成長の物語
実話をベースに脚本されているのですが、実際に雁と飛行したのはクリスチャン・ムレク本人で子供が雁と飛行したわけではなく全て実話と言うわけではないのですが、クリスチャン・ムレク本人も脚本として関わっており、映画として素晴しい脚色になっています。
子供を主人公とすることで
親と子、子と雁という構造で描かれており
愛情を捧げ見守る親の姿と成長していく子供の姿がとても感動的でした。
両親は別居しており母も働く家庭のため一人でいることの多いトマはダラダラ家でゲームをする毎日ですが、父のもとで雁の孵化を見ることで変化します。
雁たちを育て、愛情をそそぐ事でトマが成長していきます。
「何かを作る、何かを育てるのはいいぞ。いろんなことが見えるし分かってくる。楽しいこととかな」
エヴァの加持さんのセリフを思い出さずにはいられなかったです。
一人で親元を離れ飛び立ち、雲の上を雁と飛行するシーンは空の青と雲の白のコントラストが美しく、誰もいない空間で雁とトマが本当の親子のように飛行する一体感が良く
このシーンを見るためにこの映画をまた見返したくなるほどです。
カオジロガンのアッカという名前はこの作品から引用されています
アニメ化もされています
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