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【映画】激動の昭和史「沖縄決戦」を観るべき理由と八原高級参謀のその後

 

激動の昭和史「沖縄決戦」

 

先日、岡本喜八監督と庵野秀明監督の対談動画を視聴しました。

その中で、庵野監督が「沖縄決戦」を何度も見ましたということを語っていました。

庵野監督自身とても好きな映画ということで、エヴァにも強い影響を与えた作品となっています。

 

自分はこの映画を未視聴だったので、この機会に視聴しました。

観た感想は率直に早く見ておくべきだったと思いました。

本記事ではその理由をお話ししたいと思います。

 

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激動の昭和史「沖縄決戦」のあらすじ

 

1945年、太平洋戦争末期の沖縄が舞台。

激戦地と化し、民間人の犠牲者を多数だし壊滅に追いやられた沖縄の姿を圧倒的なリアリティで描いた作品。

 

現在アマゾンプライムビデオやネットフリックスなどの動画配信サービスで手軽に視聴できます。

 

激動の昭和史「沖縄決戦」のスタッフ・キャスト

 

監督:岡本喜八 脚本:新藤兼人

出演

牛島中将:小林桂樹

渡辺前任司令官:青野平義

八原高級参謀:仲代達矢

 

 

沖縄決戦を観るべき理由

歴史を知るということは、とても重要なことです。 

 

2年ほど前に沖縄旅行に行ったのですが、きれいな海に鮮やかなハイビスカスの花ととてものどかで、自分の暮らす街とは違うかのようにゆっくりとした時間が流れているように感じました。

 

Hibiscus

沖縄のハイビスカス 筆者撮影

今から75年前、悲惨な戦いを強いられていた時もこの海は今と変わらずこの場所にあったのかと思うと日本人として忘れてはいけないと思う気持ちが込み上げました。

 

 

okinawa_sea

沖縄の海 筆者撮影

沖縄決戦では淡々と戦争が描かれます。

残酷なまでに死と破壊が描かれます。

それも、隠さずすべて。

 

そして、その戦場という地獄の光景は映画が始まってから最後まで続きます。

 

戦争という行為、忠を尽くす国への不審など様々な葛藤が描かれます。

それは軍人のみならず一般市民の目線からも描かれます。

 

戦争を経験したことのない自分たちはこのような創作物や資料でしかできず、戦争経験者の方々も高齢化に伴い実際の話を聞く機会も少なくなりました。

 

戦争は駄目だと当たり前に思っているだけで、本当には経験したことのない事です。

戦争とはどういうものなのか、戦争を経験した岡本喜八監督だからこそ包み隠さず描けたこの映画はとても貴重だと思いました。

 

あの悲劇を忘れないためにもこの映画を観るべきだと思います。

 

 

 

八原高級参謀はその後どうなったのか?

 

映画のラストで八原は軍服姿ではなく洋服を着て逃げ、最後見つかったアメリカ軍に投降します。

ここで映画は終わるのですが、

その後八原はアメリカ軍の捕虜となり1946年に復員しました。

また、1972年に「沖縄決戦 - 高級参謀 の手記」を発表し、数少ない沖縄戦の生き残りとしてその惨状を手記として残しました。

降伏した八原に対して批判的な意見もあるそうですが、アメリカ軍からはその戦術を高く評価されています。

 

また、八原は戦後一度も沖縄を訪れておらず、沖縄市民の犠牲の責任を重く受け止めていたそうです。

 

 

沖縄決戦とエヴァ

 

暗い話になってしまいましたが、この映画はエヴァにとても影響を与えた作品です。

岡本喜八監督特有のテンポのいいカット割りが、二時間半という上映時間を感じさせない作りになっています。

 

テンポのいいカット割りで戦闘を描くといえば、

 

劇エヴァの戦略自衛隊ネルフ襲撃シーンです。

無抵抗の職員への容赦ない発砲や火炎放射器などとても残酷なシーンです。

しかし、戦略自衛隊の手際の良さがテンポのいいカット割りで表現され視聴者はその光景に見入ってしまいます。

この表現はまさしく沖縄決戦です。

 

 

最後に

 

元々、この映画を見ようと思ったきっかけは庵野監督が好きな映画でエヴァにもその表現が生かされているから一度見てみようと言うものでした。

しかし、いざ見てみるとそんなことは二の次になりただ、戦争の残酷さ人間の愚かさを見せつけられ、

自分のイメージの中での戦争と、リアルな戦争には大きなギャプがあることに気づかされました。

戦争資料館の展示がどぎつい展示になっているのはそういうことなのでしょう。(現実はもっと酷いという事)

 

ドキュメンタリー映像の残酷なシーンはテレビでは今はもう見ることはできず、教科書の中での当たり障りのない写真(イメージ)でしか、戦争の残酷さを知ることができない時代です。

だからこそリアリティを追及するこの作品はとても価値があるのです。

 

また、沖縄に行く機会があればおいしい沖縄料理のお店を調べるのも勿論ですが、こういった歴史も知った上で行きたいなと思います。

 

このようなニュースがありました。是非お読みください。

www.sankei.com