プロミシング・ヤング・ウーマン
今回はキャリー・マリガン主演のプロミシング・ヤング・ウーマンです。
奇跡的に地元のミニシアターが上映してくれたので早速観に行きました。
ちなみにプロミシング・ヤング・ウーマンとは「前途有望な若い女性」という意味で2015年にスタンフォード大学で起きた性的暴行事件の裁判での裁判官の「前途有望な青年の未来を奪ってはいけない」という言葉からきたものです。
プロミシング・ヤング・ウーマンのあらすじ
30歳を目前にしたキャシー(キャリー・マリガン)は、ある事件によって医大を中退し、今やカフェの店員として平凡な毎日を送っている。その一方、夜ごとバーで泥酔したフリをして、お持ち帰りオトコたちに裁きを下していた。ある日、大学時代のクラスメートで現在は小児科医となったライアン(ボー・バーナム)がカフェを訪れる。この偶然の再会こそが、キャシーに恋ごころを目覚めさせ、同時に地獄のような悪夢へと連れ戻すことになる……。
プロミシング・ヤング・ウーマンのスタッフ・キャスト
監督・脚本:エメラルド・フェネル
編集:フレデリック・トラヴァル
衣装:ナンシー・スタイナー
製作:マーゴット・ロビー
出演:キャリー・マリガン
ボー・バーナム
他
プロミシング・ヤング・ウーマン レビュー
いじめた奴らは忘れても、いじめられた人間は一生忘れない。
自殺した親友のための復讐に生きる主人公キャッシーの計画の一部始終を描いた作品で、今の現代社会における問題提起でありながらそれを2000年代のポップミュージックに乗せて軽快に描き切ったことがこの作品の凄味だろう。
ただ単に暗い映画であれば、多くの人にこの問題を伝えきれないが作品自体を明るくポップにすることでより多くの人に作品が届きこの社会問題を伝えることに成功していると思います。
最近、日本でもこのような事件があっただけに人ごとでは済まされない問題ですよね。
見て見ぬふりも大罪であるということが、この作品を見たあと全員が心を揺さぶられる理由だと思います。
実行犯ではなくも周りで見ていて何もしない人たちも同じく罪だということに「自分の今までの人生でこんなことなかったか?」と思い起こさせるそんな作品でした。
キャシーは復讐に成功するのか?
物語中盤で大学時代のクラスメートであるライアンと再会し最後の復讐へとキャシーは動き出します。
関係者を一人ずつ制裁していくごとに”Ⅰ”、”Ⅱ”、と章が進み最後、このカウントがどうなるかは是非本編で見届けてください。
併せてみたい作品
監督エメラルドフェネルがヘッドライター、エグゼクティブプロデューサーを務めたテレビシリーズです。
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